創業140年を超える歴史で築き上げてきた
確かな品質と信頼
人力車用ばね製造から事業を起こし、自動車用スプリング製造、OEM製造へと歩みを進めてきた当社・中野スプリング(NSK)。
創業から今日までの歴史を紹介します。
当社は、⼑鍛冶師の息⼦で初代ばね師となる中野政吉により、明治9年(1876年)5⽉に創業されました。
芝新堀にて⼈⼒⾞⽤スプリング製作ならびにメッキ加⼯を始め、以来140年を超える歴史を有しています。
昭和2年(1927年)、⻄芝浦に中野スプリング製作所を新設し、⾃動⾞⽤スプリングに併せてバンパー・ホイールシャフトの製造を開始しました。
戦⾞⽤の重ね板ばねや国産⾞、外国⾞(アメリカ⾞)の板ばね製造などを手がけ、中近東、中南⽶、東南アジアやアフリカ諸国にも輸出しました。
昭和23年(1948年)に中野スプリング株式会社に改称し、昭和39年(1963年)には昭島⼯場(約9,000m2)を新設しました。
品質の向上と生産技術の増強により、様々なOEM製品、NSKブランド製品を製造。こうした技術・ノウハウは、現在も脈々と受け継がれています。
平成18年(2006年)には、従来のマルチリーフスプリングの製造に加え、パラボリックリーフスプリングの生産設備を導入し製品開発を充実。幅広い商品ラインナップの中から少量でもお客様の需要にお応えし、短納期で供給できる効率的な生産体制を構築しました。
⽣産管理棟による設計・製造品質管理、ISOの取得、工場の拡張など、当社は品質・製造技術の更なる向上に努めています。継続的な事業発展とお客様へのサービス、顧客満⾜度の更なる向上を目指し、今後もたゆまぬ努⼒を続けていきます。
1876年 | 東京芝新堀(現、芝2丁目)にスプリング工場を設立し、人力車用スプリングの製作およびメッキ加工を開始。 |
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1917年 | 自動車用スプリングの製作およびメッキ加工を開始。 |
1927年 | 西芝浦4丁目(現、芝浦4丁目)に中野スプリング製作所として自動車用各種スプリングの生産を開始。 |
1948年 | 商号を[中野スプリング株式会社]と改称し、各種自動車・産業用車輌・鉄道車両用スプリングの生産開始。 |
1950年 | 外国車(アメリカ車中心)のスプリング市場に積極的に進出。 中南米、中近東、東南アジア、アフリカ諸国、中国等に輸出を開始。 |
1964年 | 東京都昭島市に昭島工場(約9,000m2)を建設。 合理化された設備および生産システムにより生産性・品質の向上を図る。 |
1967年 | 日本発条株式会社と業務提携。 |
1973年 | 東京芝浦の本社工場跡に中野スプリングビル(6階=2,860m2)を建設。 会社総括管理部門(東京・大阪・札幌・仙台の各事業所を含む)を設置。また同時に不動産部門を新設。 |
1984年 | 中野スプリングビルを増築。(990m2 総面積=3,850m2) |
1989年 | 昭島工場の管理・厚生施設の統合と環境設備の充実を図るため、管理棟(463m2)を新設。 |
1995年 | 生産部門の工程改善(品質管理の改善と小ロット生産の合理化)に着手。 |
2004年 | 少量・多品種・短納期生産のための管理システムの導入。 |
2005年 | 昭島工場ISO9001認証取得。 |
2006年 | ロングテーパーリーフスプリング用設備導入。 |
2008年 | 本社・営業所 ISO14001認証取得。 |
2014年 | 昭島工場に第3工場(塗装ライン専用棟)を新設。 |
2018年 | 福岡営業所開設。 |
2018年 | 北米STEMCO社とGoodyearエアスプリングの総代理店契約を締結。 |