製品紹介
リーフスプリング

リーフスプリングとは

サスペンションのパーツの一つで、細長い板状のばねになります。車台を支える重要なパーツで、このリーフスプリングを複数枚重ね合わせることで頑丈なつくりとなるため、トラックやトレーラー、バスなどに多く採用されます。

中野スプリングのリーフスプリング

当社のリーフスプリングは、しっかり鍛錬された高品質のばね鋼を材料とし、自社の工場にて、加工から熱処理、成型、組立、塗装、品質検査までを一括管理。工程ごとに目視でも検査することで、高い品質を維持しています。
長年積み上げてきた確かな品質と技術力により、多数のOEM製品としての実績を有しているのと同時に、様々な種類のリーフスプリング製造実績も有します。

リーフスプリング
製品群

形状による
スプリングの違い

マルチリーフスプリング

長さの異なるリーフスプリングを重ねたスプリング。基本的にリーフ単位での板厚の変化はありませんが、端部部分のみ(端部から30㎜以内で)板厚が薄くなる場合(ショートテーパー)もあります。

ロングテーパーリーフスプリング

通称TLS。全長にわたり、板厚を変化させたリーフスプリングを重ねたスプリング。軽量で板間に隙間があります。リーフの長さはほとんど差がなく、スプリング中央部と端部は上下のリーフと重なっています。

前輪・後輪での
スプリングの違い

フロント(前輪用)スプリング

No.1リーフは、ブッシュが挿入された目玉形状になっています。上から No.1,2,3…リーフと呼びます。

リヤスプリング(親子ばね)

中型、小型トラックの後輪1軸車に主に採用されているスプリング形状です。下側の長いスプリング部分をメイン、上側の短いスプリング部分をサブ(ヘルパー/補助)と呼びます。メイン、サブとも上から No.1,2,3…と呼びます。

リヤスプリング(トラニオンタイプ:逆ばね)

大型トラックの後輪2軸車に主に採用されているスプリング形状です。ばねの曲がりを逆向きに設置するため逆ばねとも呼ばれ、下から No.1,2,3…と呼びます。他のばねが車軸(アクスル)ごとに配置されるのに対し、後輪2軸の中央部に設置されます。
後輪2軸車には2種類あり、後輪2軸とも駆動する2デフ車と後輪1軸のみ駆動する1デフ車があります。2デフ車のスプリングは、センターボルトの位置が中央にありますが、1デフ車の場合はセンターボルトの位置が片側に寄っています。(画像のスプリングは1デフ車用)

高品質・高信頼の理由

長年積み上げてきた多車種・多用途の製品実績・ノウハウと、自社工場での安心・安全の一括製造工程管理で、お客様の信頼に応える高品質製品を提供します。

よくある質問

製品関連

板ばねってどんな材料で作られているのですか?

ばね鋼という、鋼です。ばね鋼は、鉄とは少し違い、鉄を主な成分としながら約0.5%の炭素や少量のマンガン・クロム・シリコンを中心とした、低合金鋼と呼ばれる材料を含みます。

板ばね用材料の大事なところは何ですか?

材料の中に、ごみ即ちリンや硫黄、金属ではない煉瓦のようなものが入っている材料は粗悪材で、しっかり鍛錬されていない材料もよくありません。刀で言えば、しっかりとハンマーで鍛えられていない材料です。NSKの材料は、しっかり鍛錬された高品質のばね鋼を使用しています。

その他、材料で大事なことは何ですか?

材料の表面にキズがあったり、製造中に高温に長い時間さらされ、材料表面の炭素が抜けてしまったような材料(脱炭という)も良くありません。規定以上の脱炭をしている材料は、焼入れしても硬くなりませんから、ばねの品質を悪くします。NSKの材料は、工程ごとに目視でも検査し、高品質を維持しています。

サービス関連

板ばねがセンターボルト穴のところから折れましたが?

本来、板ばねのUボルト間は、Uボルトで締め付けられると、ばねとしては作用しません。即ち、繰り返しの力はこのUボルト間では掛かりません。Uボルトが走行中に緩んで、本来力の掛からないUボルト間に力が掛かった為、センターボルト穴のある部分が一番弱いので、そこから折れてしまうのです。板ばねそのものに欠陥があるわけではないのでUボルトがきちんと締まっているか定期的に確認して下さい。また、Uボルトを締めても締めつけできないとしたら、ボルトが伸びている可能性があります。きちんと熱処理したUボルトをご使用ください。

板ばねはアッセンブリで交換した方が良いの?

はい。本来、板ばねはアッセンブリで交換するのが、最も寿命が永くなります。しかし、どうしても高価なので折れたリーフのみ交換したいと思われるかもしれませんが、最低でも折れたリーフの上下、合計3枚の交換を推奨いたします。なぜなら折れたリーフにより、その前後のリーフの表面が傷つけられており、この傷から、またすぐに折れることが予想されます。ばねの表面状況は疲労に大変影響します。一見高く思えても、アッセンブリで交換した方がトータルコストは掛かりません。

1枚だけの交換用のリーフを購入したがキャンバーの違いか上手く組めないのですが?

板ばねを工場で造る時、当然図面の公差のの中に入るように品質管理してNSKのばねは製作しております。しかし、許容差にも幅がありますからプラス目に完成したリーフと、マイナス目に完成したリーフ間で差が出ます。これが若干のキャンバーの違いになるのかもしれません。NSKのリーフは、その辺の問題が出ないよう、極力互換性に問題がないように工場で管理し、出荷しております。

Contact

中野スプリング株式会社

〒108-0023
東京都港区芝浦4丁目11-17
TEL 03-3451-3920
FAX 03-3451-3978